噺家はなぜ噺を忘れないのか 感想文

本来なら他人に明かさないような、噺家がネタをどう苦労して自分のものにしているか、ということを自身をモデルにして明らかにしている。当然のことながら最初から上手な人なんていないんだなあ。自分のものにするまでには、長い道のりがあるんですね。

「アドバイスを素直に聞くのは、もっといいものにしたいだけ、その為なら男の沽券なんてどうでもいい事だ」と書いてあった。変なプライドは成長を阻んで自分が損するんだろうな。素直に直すのがよさそう。しかしそうはいっても、自分が苦労して仕上げたものを指摘されると面白くないのが普通で素直に聞くのは大変ですよね。

面白く読ませていただきました😃大変勉強にもなりました。